1000系



 非電化路線の収支改善とサービスアップを目指し徳島に配置された一般型気動車。数を増やし、現在では愛媛以外で活躍している。 軽量に作られており、400馬力機関に二軸駆動のボルスタレス台車を採用。直結を二段に増やし、中速域でので加速に優れている。ドアは3扉で真ん中が両開き、両端が片開きである。ワンマン対応で、ワンマン時は真ん中のドアが締め切りになる。座席は千鳥配置のセミクロスシート。なお従来の国鉄型とはブレーキ方式が違うため連結できても営業運転はできない。営業運転と言うのは多度津工場から出庫するときキハ47やキハ185に牽引されるときがあるからである。最近になってトイレが取り付けられた車両がある。

乗車感想
 乗り心地は良くも悪くもないと思うが、通勤型ゆえか騒音が大きい。
運転席横に陣取って前の景色を眺める、いわゆる「かぶりつき」がしやすい。
ボックス席に座るとロング席の人の視線が気になる。

諸元
最高速度110km/h
定員151
機関SA6D125-H
出力400馬力 2200rpm
変速機DW14C 変1・直2 自動
ブレーキ機関・排気ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
製造初年1990年