100型



 2002年4月に登場した土佐電鉄初の低床車。昭和22年登場の元呉市交通局の初代100型、昭和39年登場の元琴参電鉄の二代目100型に続き、三代目の100型となった。アルナ工機製。土電初のVVVFインバーター制御で、 ワンハンドルマスコンを採用している。3両連接構造になっており、中央の車両が付随車となっている。土電は今まで抵抗制御の吊りかけ駆動ばかりだったが、100はVVVF制御のカルダン駆動である。車体の長さの関係から高知駅前へ入れない。また、高価なため増備ができないでいる。土電で数少ない速度計のある車両である。

乗車感想

 新品とあって乗り心地はいい。加速もスムーズである。昔から吊り掛け音に慣れ親しんできた高知県人にはインバーターの音に非常に違和感を感じる。

諸元

最高速度〔km/h〕40
定員71
主電動機TDK6251-A
出力〔kw〕一台あたり60kw
製造初年2002