TKT9640型
2002年7月の阿佐線開業に合わせて登場した車両。一般仕様と特別仕様があり、写真は一般仕様。特別仕様は鯨をイメージしており、先頭が丸みを帯びている。また、海側にオープンデッキが設けられている。座席はセミクロスシートで、特別仕様はデッキがある分狭くなるので山側に折畳み式の一人掛けが設置されている。20M級の気動車で、変速一段、直結四段で加速がよい。JRの1000系と併合できるが、変速するタイミングやエンジンブレーキの失効する速度も違うのであまり併合運転を意識していない模様。土讃線の普通列車として後免から先の土佐山田まで顔を出すやつもある。ちなみに9640はくろしおの当て字である。
乗車感想
非常に加速がよく、座席に押し付けられるような感じがする。デッキからの眺めはいいが、夜須から先はトンネルがあるので注意が必要である。また、デッキ自体狭いのであまりちょろちょろ移動しないほうがいいかもしれない。
諸元
| 一般仕様 | 特別仕様 |
最高速度 | 110km/h |
定員 | 132 | 107 |
機関 | SA6D140-H-1 |
出力 | 450馬力 |
変速機 | DB21B 変1・直4 自動 |
ブレーキ | 機関ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
製造初年 | 2002年 |