上ノ加江隧道

   くろしお本陣を過ぎて最初にあるトンネルが笹場トンネルである。そしてその旧道にあるのが上ノ加江隧道である。大正13年竣工。昭和52年に現トンネルが完成。笹場信号場OFFのついでに立ち寄った。
   こちらは須崎側。左奥に旧道が伸びる。坑口は青いビニールシートの後ろ。本来ならば見通せるはず。
   須崎側坑口。霊スポとしても人気らしくそれらしき若者数名と遭遇した。
   中央付近は素掘りだった。坑口付近はコンクリ巻。
   腐りかけの照明機器の安定器が不気味に垂れ下がっている。PCBの文字が見えたが気にしないことにする。PCBを知らない人はカネミ油症で調べてね。
   窪川側の坑口近くには廃車。ダイハツクオーレ。550cc時代の車だ。すぐ背後には木材で組まれたバリケード。通り抜け不可ということを見せて進入する気を削ごうとしているのだろう。あいにく壊れて通り放題になっているが。
   窪川側坑口。道路トンネルで馬蹄型は珍しい。
   こちら側の坑口は山深く入り込んでいる。霊スポだという予備知識があればかなり無気味に見える。私は気にしない性質だが。
   合流地点まで行くと新旧ともトンネルは見られない。
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