高知駅
高知駅は1924年11月開業し、四年後に土佐電鉄(当時は土佐電気)が駅前電停を開業しました。ちなみに当時土電高知駅前電停は西回り(警察署方面)へ曲がっており、後で東回りに変わりました。この東回りの線路も2001年に廃止し、駅正面へ直進するルートに変わりました。現在再開発事業による高架化が進んでおり、平成19年には新駅舎が落成するようです。
駅はそうでもありませんが、周辺は工事が進んでおり、昔の様子が失われているので写真に収ておきました。
※ここの写真は一枚を除き使い捨てカメラで撮影したものをスキャンしたものなので画質が悪くなっています。
高知駅全景。普通の写真をスキャンして繋げたものなので多少ギクシャクしています。
上の写真はこの陸橋から撮りました。土電の線路が右折していた頃は、この陸橋を渡って停留所へ向かっていました。幼いころ、陸橋の階段は子供の体にはいささか急で、たまに高知へ出てきたときに必ずここをらなくてはならず、それがとても嫌だったものです。いまでもこの陸橋には電停へ続く階段を撤去した跡が残っています。
駅前電停と高知駅。停車中の電車はポルトガルのリスボン出身の910号。この電車、土電工場でかなり改造されて顔が変わっており、、現地の人でもぱっと見ただけでは気付かないんじゃないかってほど。改造前は平らな顔でした。
東へ一つ目の踏切から撮影(このとき既に閉鎖されていましたが)。丁度キハ28がいたので撮りました。昔はこの後ろの空き地もヤードだったはずです。
建設が進む高架橋。
改札口。国鉄時代のごく一般的な形です。
※ここだけデジカメです
振り返って現在の駅前電停を撮影。止まっているのは200型です。
駅の裏に行こうと思ったら丁度来たので撮りました。もう少し早めにシャッタをきったらよかったですね。
今思えば橋上駅舎に国鉄車両って不釣合いですよね。
線路の真上から撮影。左からキハ28、くろ鉄9640(タイガース色)、2000系。今では側線は一本残らず剥がれています。
駅北側。
高架化されるとここを道路が通ることになります。どんな感じになるんでしょうね。
車輪のモニュメントと高知線の歌(11-14番)。
位置的にいうとこれもどこかに移設されるでしょう。
※どうやら朝倉に引っ越した模様。
高知線の歌。
11.鷹城のもと高知市は
四国無双の大都会
播摩屋橋は駅前を
一直線にまのあたり
12.籐並宮にまうでては
名馬の誉れしのびつヽ
甲冑かざる懐徳館
三つ葉の紋のきらきらと
13.杖をば曳かん安楽寺
吸江わたれば五台山
馬酔木が茂りつヽじ咲く
山を下れば竹林寺
14.龍馬の像の聳えたつ
月の名所の桂浜
五色の石をひろひつヽ
磯の遊びを楽しません
帰りに円行寺踏切を撮影。この踏み切りも高架化で廃止されます。