高知駅の地上駅最終日と高架初日を見てきた。夜間撮影なのは仕事が終わってから来たためである。そのせいか同業者の数も少ない。時刻は7時45分頃である。
改札。翌日には劇的変化を見せることになる。
タクシー乗り場前から旧跨線橋方面。跨線橋は早い段階で撤去されている。観光案内板も解体されるであろう。機構も古く移設してまで使う意味はないであろう。
同じく緑の窓口方面。
鉄警の前から1番ホーム。画面奥が西。ホームの外れは薄暗い。
改札から出ずにラーメンも食べられた。
2番ホーム。
3番線から新駅舎南口。
1番線から見るとすでに二番ホームの一部が削り取られていることが分かる。明日にはココは通路になっている。
ホームから見た改札。典型的な近代の国鉄の改札である。
跨線橋へあがってみる。明日から客の通行がなくなるわけで、最終列車を前に女性駅員らによって掲示物の回収が行われていた。
跨線橋上部。以上が最終日の様子である。
翌朝。すでに軽く廃墟チックになっている。改札口の、駅員が立つ鉄板で囲まれたスペースがなくなっている。
客の通行があるためか掲示物はそのままだ。営業の終わった旧窓口はカーテンが引かれ、自動券売機のあったところには板が打ち付けられている。
旧一番ホームを撮影。滑り止めのゴムがかつてのホームの端を教えてくれる。
客の立ち入ることができなくなった旧ホームで自販機だけはまだ営業を続けていた。
旧三番線。昨日の今日なわけで、通路を作るために剥がされた以外のレールはまだ健在だ。
コンコースへ入ってみる。9時から始まる開業式典の準備が着々とすすめられていた。橋上駅舎、タッチパネルの券売機、自動改札。高知離れした景色が広がっている。
ホームへあがってみる。見慣れた車両、見慣れた行き先表示。やはりここは高知なようだ。