土電車庫にて
昔土電車庫に行ったときのものです。まだ写真技術が未熟で(使い捨てカメラだったこともある)、普段見られないだろうなと思う所を重点的に撮ったので枚数が少なく、その上ヘタレな写真(手が写りこんでいる)ばっかりです。 ※車庫に入るときはちゃんと許可を取りましょう
維新号 開業80周年記念に、明治38年製の7号チンチン電車を復元したもの。半鋼製。自動扉付き。当時は当然木造でしたが、今の安全基準では完全に復元は無理のようです。ダミーの集電ポールがついています。鶴首ブレーキもありますが、当然ダミー。
自重 8.6t 定員 37 主電動機 29.4kw
ピットの様子。よくあるタイプ。
シュツットガルト市電の運転席。前後を電車で挟まれていたので外側の様子は撮っていません。 土電で速度計のついているのは三代目100形(ハートラム)とこの車両ぐらいです。
トラバーサー この上に車両を載せて平行移動します。同じようなものは都電にもあったはずです。今回移動中のものに乗せてもらえました。
貨車1型(以下貨車1)と1606 1606は、現在運行中の5両と同じく外国電車として走らせようとウィーンから買ってきたものですが、不況ゆえか整備されず、運行していません。 貨車1は昭和24年廃止の電動貨車17の台枠を鋼製化して車体を新造し、改番して1号となったもので、トロッコの牽引などをしていましたが、今は桟橋線で砂撒きをしています。桟橋線は街路樹があるため、落葉の季節はレールに葉っぱが積もり、空転や滑走を起こすためです。播磨屋橋-桟橋五丁目を砂を撒きながら行ったりきたりしています。また、集電装置はビューゲルです。
放置プレイ中の1612と6319。もう動くことはないでしょうね。 1612はミラノ出身。Carminati & Toselli 社製、1500型。木が多く使われており、現役のときはなかなかアンティークのものだったとか。不況に車体のでかさも災いしたんじゃないでしょうか。 6319はタトラ社製T3がた。通称タトラカー。車内に入ることができましたが荒れ放題です。パンタが取り外され、車内にシートを被ってほったらかされていました。
300型 昭和55年に西鉄より譲り受け、ワンマン化せず電車の日の花電車に使用していましたが、60年にカラオケ電車に改造し、貸切のとき運行しています。
昭和31年製。 定員 26 主電動機 38kw×2
198号 ノルウェーのオスロ市交通局から購入したもので、ゴールドフィッシュといいます。軌間が1435_あったのを狭軌に、片運転台を両運転台に直しています。ヨーロッパの路面電車はエンドレスが一般的で、運転台とドアは片側だけです。だからかこの車両、前後で顔が違います。
ゴールドフィッシュ車内
作業台からパンタグラフを見る。普段この視点でこんなにから見る機会はあまりないでしょう。
整備中の626。車内にはさまざまな工具が散乱していました。
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