大杉駅-
土佐北川駅
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角茂谷駅
土佐北川駅
開業
1960年(昭和35年)10月1日 1983年3月3日現在地へ移転
所在地
長岡郡大豊町久寿軒
駅番号
D33
訪問日
2007.11.23
土佐北川駅は橋梁上にある駅として鉄道ファンに有名な駅である。橋の名は第三穴内川橋梁といい、穴内川と国道32号をまたいでいる。開業当初は普通の地上駅であったが、1983年に防災のため土讃線の大杉と同駅間が経路変更となり、その際現在地に移転してきた。旧線上にあった大王信号所と統合という形になっている。橋の下に待合室があり、昼でも薄暗く少々気味悪く感じる。
構造としては島式一面二線。ホーム全体がトラスに包まれる形になっている。橋梁上という制約からホームは普通より狭くなっている。多度津方はすぐトンネルになっている。複線断面に見えるがほんの数十メートルだけで、目をこらせばトンネル内で断面が小さくなっているのが見える。この橋は穴内川を渡る歩道橋でもあり、トラスの外に歩道が設置されている。この橋を渡ったところ(多度津側)に駅前食堂があるが、駅の出入り口は高知側にあるので、たとえば列車から降りて食堂に行こうと思った場合、せっかく鉄橋の中間あたりにいたとしても、一旦高知側に下りてきて、それからまた歩道橋を多度津方面に向かって渡らなければならないという、遠回で不便である。
・切符 車内で車掌から購入
・便所 駅前広場にあり
・食料 歩道橋を渡ったところに駅前食堂と自販機はあるが、小売店のようなものはない