和田トンネル旧線

   桟橋が終わった先も資材置き場になっている。石油販売会社の土地らしい。
   やがてこのような広い場所に出る。この資材や木材の積まれている広場が旧土佐穴内駅跡地である。連休初日だったが弁当を食べる労働者の姿があった。
   敷地の外れには住宅が建っている。手前の水槽は防火用水と思われる。
   駅を過ぎると秋森トンネルの多度津側坑口。上部に僅かに隙間があるので梯子でも用意すれば内部が拝めるかもしれない。坑口前には10mほど路盤が残っている。
   無論踏み切りになっていたはずだ。レールを剥がした溝でも浮いてないかと思ったがそういう痕跡はない。
   高知側も当然閉鎖。
   トンネルの前の県道はそのまま路盤を転用したもののようだ。
   石積みをさらにコンクリートで塗り固めたようなこの擁壁も別の旧線跡で見たことがある。