土讃線山城谷トンネル旧線4
廃線に来たはずなのに林に迷い込んでしまった感じである。林鉄なら獣道に迷い込むのもいいが(いや良くない)。この辺はよく人が通るらしく踏み跡がはっきりと残っている。
畑が現れた。
ハウスも現れた。
集落を貫通しているようである。廃線跡の値段を知りたくなった。
ある程度予測できてきただろうと思うが、集落の端にはまた橋梁跡である。橋台の上に建物が建っている。
多度津側の橋台の下から接近できた。高い橋脚。ここは攀じ登って対岸へ行くことが出来た。
高知側の橋台へ上り多度津側を見るが、見事に植物が育って向こう側が見えない。
既に山の一部に返ってしまっている。林鉄跡のようだ(まだそんなに歩いたこと無いけど)。
その先ですぐにまた歩きやすくなってくれたため良かった。しかし50年というのは杉が生長するのに十分なようである。杉は成長が速い。その代わりやわらかく、削った面が凸凹になるため精密な細工には向かない。
さっきからあまり進んでないが、また橋が現れた。倒木や雑草に阻まれて、結構な時間歩いても意外と進んでいなかったりするが、今度は歩いた時間自体短い。
比較的斜面が緩かったので、斜面を伝って対岸へ行くことにした。途中で橋脚を撮影。
さらに振り返って多度津側の橋台を撮影。珍しく綺麗に撮れた。
もうコメントが思いつかない。今まで何箇所橋梁跡あったっけ? 数えてみるとそんなに無いか。
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