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新大森トンネルの旧道である。地質がよくないのに欠陥工事のせいで完成早々崩落し、早々と現トンネルに役目を譲っている。あまり労せずにたどり着けるのでそんな感じはしないのだが、痛みが激しく危険なトンネルだ。茶が初代。青が今回行く二代目。赤が三代目であり、現道である。 |
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道はひとつ手前の枝畝トンネル前から分岐する。 |
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生活道路になっており特に見所は無い。早速分岐地点へ。 |
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分岐地点には早々と通行止めの予告がある。 |
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最近伐採されたようで開放的な道である。 |
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しかし峰を回ると薄暗くなった。轍があるのは小屋がこの先にあるためであろう。 |
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途中には道路標識も残る。1.4tの誤植じゃないかしら? |
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電電公社時代からの看板。「切れた」ってあなた |
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隧道手前で峠を越える。ここからはさらに左へ旧旧道が枝分かれしている。 |
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伊野側坑口着。舗装されているので四輪でも坑口前までいける。 |
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坑口の脇の斜面が崩落したことがあるようで結構荒れている。以前林業関係の車両が通っていたことがあるらしく、最近では194号が通行止めになったとき緊急車両にのみ解放されたこともあるようだ。 |
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扁額。 |
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フェンスが開いていたので原付ごとお邪魔した。向こう側のフェンスが締まっていたらどうしよう。洞内は激しい漏水があり、滝のように音が木霊している。水分の多い地質なようだ。さらにこのトンネルは欠陥工事で完成してすぐに崩落しているのだ。入り口の土砂も流れ込んでおり、まるで川のようだ。 |