波川駅貨物線跡
某掲示板を見て得た情報であるが、昔波川駅から貨物線が延びていたというのである。ホンマカイナと思いつついつも利用している空中写真を見ると程よい弧を描いている空き地があるではないか。さらに父にネタをふってみた所、「そういえばそんなんもあったかねぇ…。」何を運んでいたか聞いてみれば、砂利じゃなかったかのこと。しかし掲示板では紙を運んでいたという。空中写真をよく見ると、紙会社かもしれない大きい建物があるが、空き地はそこまで至っていない。そして終点あたりには灰色の部分が。これは砂利の山ではないだろうか。資料が見つからないので詳しくしくわからないが、ここを歩いてみようと思う。


線路跡は波川駅のまん前から始まっている。一番端まで行って撮影。
空中写真で見ると線路から黒っぽい線が分かれているようにも見える。

振り返って。すぐに左にカーブを始める。

鉄分十分の程よいカーブである。
現在は波川駅への近道になっているようで、他には農耕関係の車両も通っているのであろう。

県道39号線を横切る。この先は生活道路に転用されている。

振り返ってみた。普通の農道にしか見えない。

住宅地に溶け込んでいる。家の門を見てもみんなこの道路に向いている。

なぜかこんな風に写っていたこの一枚。しかもメモリが書き込み不能に。読み込みはできたので撮りなおさず帰ってきた。

線路跡はダートである。ここも生活道になっている模様。ちなみに前後の線形から考えて、畑とこの道の間が線路跡である可能性が高い。

もっと先まで続いているが、写真ではこの辺で終わっているように見える。

泣いても笑ってもここで完全に終わっている。

工場と土手の間を調べたが、ホームのようなものはない。
結局どっちかよくわからなかった。
※ 春野公麿様より情報いただきました。敷設は土讃線と同時で、廃止は波川駅開業時には既にされていた様です。バラストを川から採っていたようです。土手も廃線跡の一部だそうです。情報を下さった春野公麿様に、この場でお礼申し上げます。
