土讃線大豊トンネル旧線2
16時34分

意外と知らなかった。・・・というより気付いていなかった。
国道からも見えるのはずだが、この辺り、国道にロックシェードが設置されており、高速で過ぎる柱に気をとられて対岸の旧線を見ていなかった。

短いトンネルである。
剣ヶ峰隧道(トンネル)と内部にペイントされている。しかもなぜかずらして前の痕跡を残している。
今まで知らなかったけど、位置ってcm単位まで出すんだね。

ふと見ると、謎のペイント。
「ダイヤを見よ」?
ダイヤの確認を促すものだろうか? しかし、ちょっと下過ぎる気がする。
ここは電線が通っており、保守の車が入ってくるようなので、そっち向けかもしれない。そうすると
「タイヤを見よ」
で、変な物を踏まんようによく下を見ていろ。という風に意味が通じるはず。

隧道を抜けるといきなりこんな藪である。
冬場でよかった。夏場に来るには余程の根性がいる。

藪の中を突き進む我等。
撮影をしていると、F氏がおいでおいでをしている。
何だと思い、近づくと…

橋 桁 !


とっくに落とされたものと思っていた。土讃線は割と資源の回収を徹底している。そういう先入観もあってか国道からもよく見ていなかった。
勿論渡る。だが木が茂って邪魔だ。
という訳で桁を直接歩くというスリリングな行動に出たのである。
←撮影:桁の上の決死撮影隊(違)
国道(の歩道)から見た橋桁→

ふう。渡ったぞ。どうだ!
格好つけているが、木のないところは保線歩道を歩かせてもらった。
踏み外して落ちて肉の塊になるのはごめんだから。

一瞬信号所の小屋かと思った。
なんだこりゃ。
先ほどから1分ほどの場所である。現役時代の保線小屋だろうか。保線小屋って普通、駅か信号所にないっけ? じゃあここが大王(信)?
お互い物凄く期待したが、その後、F氏の調査により、車を止めた場所がそうだったらしいことが分かった。
残 念!今年の流行語

中には長椅子が置かれており、待合室を思わせる。
それで駅かとも思った。
今考えればこんなところに駅を作ったところで誰も利用しないであろうが。

裏に回ると距離表のようなものが。
「エ地中導体埋設地標」
と読める。通信線でも埋まっているのだろうか?
だとしてももう死んでいるだろう。
ちなみに「エ」は国鉄のマークと思われる。工部省に由来しているほう。

こんな所でも既に人が歩いた跡がある。F氏曰く、
「病気やね。人の事言えんけど」
ただし、獣道とも考えられる。うさぎの糞や、リスの糞(なぜF氏はリスの糞を知っていたのであろう?)が散らばっていたという。猪が地面を掘り反したあとも確認した。
そして猪は冬眠しない(はず)。(゜Д ゜;)ト゛キッ…

法面の施工年月日。
1967-5… まもなく40年である。
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