| A 本線と支線の分岐地点である。営林署のゲートの広場である。ここから一旦奥白髪谷沿いに進み、すぐにヘアピンカーブで折り返してきて南東に延びていた模様である。 |
| ただ、辺りは当時の様子を留めておらず、痕跡は見つけられなかった。 |
| 集落の中を通る軌道跡と思しき道路。 |
| 古レールが刺さっている。 |
| B 確実に軌道の跡であると確信できるのはこの山道からだ。 |
| C 森に入って間もなく暗渠のある築堤が残っている。 |
| 結構路床が薄い。機関車の入線はあったのだろうか? |
| 浅い掘割 |
| D 築堤。二個目。 |
| 穴が開いて水が流れるのが見えている。 |
| 出発から10分。 |
| E 第一ヘアピン到着。 |
| しばらく左下に今まで歩いてきた道を見ながら進む。 |
| 懐かしい?缶発見のコーナー。アサヒJ.O.コーヒーオリジナルブレンド。肝心の表面は色褪せて真っ白だった。 |
| 二段目進行中。 |
| F 築堤三個目。 |
| 結構規模がでかい。山手と谷手の高低差が半端ない。 |
| 築堤は湾曲しており、溜まった土砂がそれをダムのように見せている。その後も口白髪線にはこのようなダム築堤が多数見られる。 |
| 同じところから上部を見上げると、高いところにも石積みが続いている。ヘアピンの三段目だろう。 |
| 案の定、進むに連れて高低差が詰まっていき、もうすぐ水平になりそうだ。 |
| G 第二ヘアピン到着。築堤を築いてカーブを作る土地を作っている。 |
| 上と同じ。 |
| 何が何やらであるが、第二ヘアピンの全景。 |
| 右下に二段目を見ながら登ってゆく。 |
| この辺は雑木を刈り払った跡があるので、人の活動があるようである。 |
| H 枯れ沢が路盤を乗り越えている。。少々荒れている。 |
| その下を見ると、ダムの様と評した築堤の上であった。 |
| I しばらく行くと、木々の間に赤いものがチラッチラッと見えた。 |
| それは県道の白髪橋であった。途中ジグザグに進んだとは言え、意外と進んでないものだ。まだ学校跡の上の方にいるのかもしれない。 |
| J 少し傾斜が緩く、開けた所に出た。石積みが道を塞いでいる。軌道跡ではお馴染みの炭窯だ。なぜか軌道跡には炭窯が多い。 |
| 炭窯の周りには雑多なゴミが落ちていたが、こんなものが落ちていた。のこぎりの刃が取り付けられているから、何かを切断するための道具だとは思うが、どういう動きをするのか分からなかった。もっとも、ゆっくり考える暇もなかったが。今日は半日で終点まで歩き通す計画なのだ。 |
| K 開けた所から再び森の中に入る。すると、巨大な築堤が残っていた。長さは15メートルほどだろうか。線内の築堤ではこれが最大の規模になるだろうと思う。 |
| 先ほど築堤をダムのようだと例えたが、先のが早明浦ダムならこっちは黒部ダムだろう。将来、生え出た木に築堤を崩されてしまわないか心配だ。 |
| なぜかよく埋まっているパイプ。軌道敷にパイプを通していたらしく、いたるところ露出している。そのほとんどが崩落や倒木によって掘り起こされているが。 |