大田口-土佐穴内-大杉

土佐穴内駅


土佐穴内駅
開業 1934年10月28日
所在地 長岡郡大豊町穴内



 片側ホーム一本だけの駅である。駅舎は撤去済みであり、ホームには上屋と便所があるのみである。駅舎は民営化されて間もないころにはまだ残っていた。撤去した跡が砂利地になっていて、それとわかる。高知側から車で行くには少々遠回りをしなくてはならない。  山の上のほうの集落の住民が降りてきて乗り込むには丁度である。本数の少なさを無視すれば。




 開業した時、既に安芸線に穴内を使われていたため、わざわざ土佐を頭につけて区別した。後免駅の雪辱をココで晴らした形となっている? この先は山がこぶのように突き出しており、国道はそれに逆らわず凸形に進むが、土讃線はトンネルで貫いてしまう。しかしこれは新線で、昔はこのまま国道のように(ただし国道は対岸にある)山に沿って 凸形に走っていた。廃隧道が随所に見られる。