堀切峠

   落石覆いを抜けた。
   対岸には町道。土砂崩れが復旧されないまま半年も通行止めになっている。この町道にも旧道があるが、流石に行けそうに無い。
距離標  ふと白い柱が目に付いた。柱ではなく距離標だった。
   写真で見るほどたいした植生はしてない。
白線  舗装が露出しているところでは白線も見られる。
   これも距離標。先ほどのものは1kmごとにおくが,これは100mおきに置かれる。また一部の人間はこれを「きのこ」と呼ぶ。
   ガードレールが無くなり、代わりに作業用足場が路肩を守っている。二桁国道がこれで良いのだろうか?
   右カーブを曲がると下り坂になった。階段があり、コンティニューする際使えそうだ。
   旧船戸集落が近づいてきた。仁淀川水面近くまで降りている。なぜ堀切"峠"なのかと思ったが、旧道時代はこのくらい高低差があったのだと思うと納得。
   しかし密度の高い植物に行く手を阻まれる。足元が見えづらいのでかなり注意が要る。半ば強引に突っ切る。
   船戸集落到着。コンクリート建造物が遺跡のように立っていた。
   小さな谷を跨ぐ橋があったようだ。見えにくいが。
   欄干や親柱は無く名称不明。
   さらに進むと小さな建物がある。すぐ道路に面しているのでバス停か駐在所ではないかと思う。
   建物と隣り合うようにもう一本橋が残っている。やはり名前はわからない。
   集落の外れには鳥居もある。しかし肝心の社が見当たらない。
   集落が終わり、道は川底から離れていく。