伊豆田峠

 
 やはり予想通りというか、崩落個所を過ぎたところから急速に状態が悪くなった。しかし速いrinazaemon氏。あまり無理に突っ込まないつもりだったが、すでに先頭は見えなくなっていた。
 25分ほど藪と格闘し、ようやくヘアピンへ。ここまで来てしまったら前進あるのみ。
 一瞬どうやってバスが通ったのかと思った部分。単に崩れているだけだった。バスは無理だが軽自動車ならまだ通れるだろう。
 ヘアピンの二段目も同じ有様。持ってきたノコと鎌を駆使し、道を切り開いてゆく。
 結局峠にたどり着いたのはヘアピンから20分たってからである。崩落個所から峠までは500mほどだと思うが、45分もかかってしまった。峠の手前が一番藪が濃かった。一人できていたらまず引き返しただろうが、人手が多いのは良いことである。
 峠から中村方面を見る。中央に写っているのは下田の街だと思う。下に見える灰色の部分が現道。
 峠は掘割りになっている。旧白看板でもないかと期待したが残念。個人的には黒尾峠の雰囲気が大好き。行った事あ無いが。
 写真を撮っている間にどんどん置いてかれる。うまくラインを読まないと落石や倒木にヒットして痛い思いをするだろう。
 と、峠からいくらもこないうちに突然道がきれいになった。これは予想外の展開だ。と言うのもオフ会の計画を立てたとき、一度清水側の下見を行っていた。
 そのときはこんな崩落や
 こんな桟橋が残っていた。
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