交通博物館を後にした後、秋葉原に電気街をうろついてみることに、ガード下を行けば抵抗やらダイオードなど電子部品がお菓子詰め放題のように並べられている。さらに家電が安い。高知で17万円で売られていたカメラが、ここではわずか9万円。驚きを通り越してドン引き。知っていたら、諭吉さんを握り締めて買いにきたのに。あと、タイムラプスビデオデッキなるもの。高知でも防犯に関心が高まってきたのか扱っている店がちらほら出始めたが、ここでは何軒かの店で発見。父と共に「凄いね」を繰り返し秋葉原を後にした。
実際はさらに35段程あります この後、姉と母と落ち合うために東京タワーへ行ったのだが、朝からほとんど立ち続け、歩き続けである。田舎にいるといつも自家用車のお世話になるが、ここでの移動手段は自分の足か公共交通である。駅から目的地は当然歩きなわけで、「もう歩けねえ」の寸前であった。しかしまだここからが地獄の始まりであることは予想できなかった。タワーに着くと「はとバス」が何台かいて、「お、はとバスだ」なんて思いながら下の建物へ進入。展望台で落ち合うことにしていたので上がり口を探すが、疲労のせいか発見できず。うろうろしているうちに屋上に出てしまった。そこで見たものは例の階段。しかし、降りてエレベーターを探すのが面倒だったので階段を行くことに。後で調べたらこの階段は大型連休など限定で公開とのこと。展望料払って出発。上り口でノートと認定証をもらう。こんな物くれるとは知らなかった。初めて来た東京タワーで何も知らずに階段に挑戦したわである。そのときはまだ「これがクレしんに出てきた階段かな」などと考える余裕があったが、かなり上ったと思って中間地点の看板を見たときには閉口してしまった。まだ半分ですか? 考えるのも嫌になって無心で階段を上って、やっと最後の段の来たときのうれしかったこと。 しかしここには罠が仕掛けられていた。赤い階段が途切れて曲がり角に来たとき、ほっとして記念に最後の一段を撮影。展望台と思って角を曲がるとさらに階段が。ぎょええええ。こんなところにトラップを仕掛けるとは。結局さらに40段近く上った。ちなみに二階へ行くとさらに40段ね。展望台についたが人だらけでベンチは一杯では座る所はなさそうな様子。ちょっとそこに座らしてくれ。しかしまあ仕方がないのでとにかく眺めを見ることに。一瞬疲れを忘れさせてくれるかもしれない、良い眺めが広がってる。とりあえず一瞬疲れを忘れて景色を見てました。しかし癖で東京駅はどこだとか、東京モノレール発見とか、口には出しませんが、必死に探してました。普通に富士山なんかも探しましたが、霞んでいて見えませんでした。

ここでタワーから見た景色をいくつか投下。
お台場 東海道線 見よ、人が砂粒のようだ
国会議事堂


 眺めもいいですが、姉たちを探さないといけませんが、5周ほど、回って見つからず、一番上にいるかと特別展望台へのチケットを買いに行ったら、こちらも混んでる。まあお盆ですから仕方ないですね。で、チケットを買ってエレベーターホールの前にきたらそこでばったり姉と再開。姉らもぐるぐる回って探していたそうだが、まさか同じ方向に同じ速さで回っていたのだろうか。


 上までいったは良いが、少し遠くが見えるようになっただけで、これと言って見るものはなく、すぐ下に下りる。
やっぱりあったこんな物。150mからの眺めはいかが? しかし、もしこれが割れたらと考えると、ちょっと涼しくなる。しかし本当に怖いのはここではない。本当に怖いのは特別展望室のエレベーターとホールの隙間から見えるはるか下界の様子。

 この後帰る直前になって雨に降らた。展望台から雨が近づくのは見えていたが、スプレーを吹き付けるような感じだった。天気予報では雷を伴うと言っていたが、展望台から見ていると新宿の西の方のそらから何本も閃光が走る様子が見えていた。広い関東平野の高さ250mから見るわけで、かなり見えやすかった。落雷のたびに周りからも歓声が上がっていたし。
 帰りは姉達もいたのでエレベーターで下りることに。行きは階段であがってきたことをつたえると呆れられた。「ダイエットのために階段を使いましょう」と言ってやろう思って、結局言わなかった。

明日は横川に行きます