猪ノ鼻峠4


 
峠はこの次。
 旧国道と現道の勾配の向きが逆のなで分岐部分は大きく堀り下げられている。
 入り口付近のみアスファルト舗装されていて後はダートである。これは通り抜け可能だろうか?
 峠に背を向けていたが、ヘアピンカーブで進路をかえる。
 と、曲がった途端に轍がなくなった。まだ進めそうだが背の低い雑草に覆われている。よく見ると道のまん中に一本の轍がついているのを発見。オフロードバイクが通ったのだろうか。物好きな奴め。
原チャに跨った物好きもそのまま進行。
 少し行くとなにやら建物が現れた。
 
避難小屋
財田町

とある。何から避難するのやら。ドアノブが外れていて中は覗けなかった。後ろに立っているのはJ-PHONEのアンテナ。
 1分後。道がどんどん悪くなる。悪い予感的中か? アンテナの管理のために道が整備されていてそいつを過ぎると荒れるに任せるという・・・
 ガード柵。特に珍しくはないが遺構らしい遺構といえばこのくらい。
 嗚呼やはり。古いダブルトラックの先にこんもりと。オフ車でも問題にならないぐらい荒廃している。
 何だいコリャ。。