土讃線山城谷トンネル旧線5

この辺りから雑草に棘が混じり始める。手袋を用意しておいたほうがいいかもしれない。

もういいよ。いいって。お腹いっぱいだから。
そのまま斜面を降りて国道に戻った。

お約束の反対から見たところ。笹が邪魔だ。冬でも結構植生がある。
この辺りでF氏が力尽き戦線離脱。若さの勝利だぜぃ。

ここにきて初めて斜面崩落に遭遇する。この辺はルート変更した意味があったようである。大杉〜大王までの旧線跡は崩落が全く見られなかった。

だいぶ前に崩落していたようである。足場が悪く植生もあるのでかなり歩きにくい。

崩落個所を突破した。木にビニールシートが被せられている。薪にするのであろうか? もう既に大分日が経っている様だが。そういえば大歩危〜土佐岩原の間にはトンネルの中に炭釜があったらしいが。

この辺が一番歩きにくいのではないかと思う。何しろ棘がたくさん生えている。服の材質によっては引っ掻き傷だらけになる。こういうところでは軍手は役に立たない。革手袋が適している。

やがて小屋が現れた。

線路跡の幅いっぱいに小屋を建てているため足場が狭く少々怖かった。路盤は道路に少々削られてしまっている。

今突破してきた所を振り返って撮ったが小屋しか写っていない。

そこから10m程の所。よく削られなかったな。多度津方面に向いて撮っている。

反対側にも残っている。しかしツルに覆われて写真では分かりにくい。ここを上って再び線路跡へ。この先で新線と合流する。
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