大古味林道島の川線と島の川林道2
前回F地点よりA地点まで
川を渡ってしばらくは荒廃した景色が続く。石積みは豊富に残っているが、いずれも崩壊や欠損が目立つ。それも川との高低差が開くに連れ、だんだんと収まってゆき、A地点あたりからは比較的穏やかになっている。
AB間
A地点以降、総じて歩きやすい環境が続く。少し寂れた登山コースのよう。歩きやすいのは良いが、いささか物足りなさを覚える。
C地点
非常に眺望に優れたところがあった。周囲の山々よりもかなり高所を通過しているようだ。空も広く、スマートフォンも圏内である。
CD間
退屈の一言である。代わり映えしない。
D地点
久々に大きな変化が合った。川を渡るようである。橋台は手前側のみ現存している。しかしそれも大きなダメージを受けている。生えでた樹木が残った部分を支えているようだが、あとどのくらい持ちこたえるだろうか。対岸の方は欠片も痕跡が残っていない。
DE間
雰囲気的には変わりはない。途中もう一箇所橋の跡があった。橋台はよく保存されている。暫く進むと"森の切れ目"と交差した。斜面を一気に下り、歩いてきた林道まで降りている。架空線を使った集材が行われていたようだ。
E地点
久々にヒヤリとする一面があった。この場所は上方からの崩土が降り積もっており、一面は斜面に戻っていた。しかもかなりの急傾斜であり、滑ったらどこに連れて行かれるかわかったものではない。いささか退屈なハイキングに慣れ始めていただけに、急激に神経をすり減らす思いであった。
EF間
特に珍しいものはない。
F地点
少し手前から何やら大きなものが目に入ってきた。岩肌にへばりつくように大きな橋台が残っていた。